(1)ひとこと
戦略論・イノベーションに興味があり、かつ末永く付き合える人を募集します。
(2) 問題意識
昨今、企業をめぐる競争環境が大きく変化し、今まで通用してきた方法論が大きく揺らぎ始めています。そしてコア・コンピタンスをめぐる覇権競争、ITを活
用したビジネスモデル革新競争、選択と集中かあるいは垂直統合か、破壊的技術か革新的技術開発か、など様々なイシューが取りざたされる中、企業にとって戦
略とは何かという意味が、従来以上に大切となるばかりか、複合的な視点が求められるようになって来ています。こうした状況認識のもと、戦略論をベースとし
ながら、新たな業界枠組み・新しい競争ルールの確立・新市場の創・「等、将来に向けていかにして様々な・^・Cプの「イノベーション」を起こすべきか、を常に考
えるゼミにしたいと思います。
(3) 研究領域
当ゼミはCompetition &
Strategyを中心研究領域とし、これに興味を持っている人、あるいはこのテーマで論文に取り組もうという意欲のある人を歓迎します。
具体的研究テーマとして例えば、戦略ドメインの定義と企業戦略、業界構造と競争戦略、戦略への資源論的アプローチ、イノベーションのマネジメント、多角化
戦略、デファクト・スタンダード、ネットエコノミー戦略、新事業創造、脱成熟戦略、戦略提携、コア・コンピタンスと競争力、ナレッジと学習のマネジメン
ト、組織コンフィギュレーション、ベンチャー企業経営、などが考えられますが、当然これ以外のテーマも戦略に関するものなら結構です。なお対象とする業
種・業態については特に制限はありません。
(4) 修士論文作成のプロセスとスケジュール(修士論文の作成手順)
4月~ 6月 | 戦略理論と問題意識を元に討議、論文テー・}を絞り・桙゙。 |
6月~ 7月 | 仮説構築と・沛リ方法・フ検討。プロポーザルの作成(小サンプルテスト) |
8月~ 9月 | 仮説検証のためのデータ収集、ならびにフィールドワーク |
10月~11月 | データ解析、ならびにその結果の理論的解釈。ケーススタディの作成と帰納 的結論の導出 |
12月 | 論文の仕上げ(結論とインプリケーション) |
1月~2月 | MBA課程復習のための輪読会 |
*論文作成の方法論は、
1)事例研究を中心とした記述的・帰納的アプローチ、2)多変量解析を用いたstatistics-drivenアプローチ、
のどちらでも可。
*MBAとして、実務家に示唆を与えられる結論が、最低限必要と考えます。
*IP参加者は、基本的に7月下旬までに結論に到達するようにします。
(5) ゼミ運営方針・担当教員からの要望
*勉強は勿論ですが同時に人生・将来の夢を語り合う場としたいと思います。
*卒業後も接点を持てるよう、一生付き合っていける様な仲間を求めます。
(6)オープンドアについて (オープンドア期間前の説明会で詳細をアナウンスします)
*訪問される方は、自己紹介・論文テーマについて1枚程度書いてきて下さい
*研究室の扉にアポイントメント表を貼りますので、各自記入してください。