河野ゼミの紹介

研究活動の特徴

【改善活動のマネジメントに関する研究】
企業における改善活動を継続していくためのマネジメント上の留意点の体系化に関する研究。

【プロセスを可視化して分析・改善する方法の研究】
もの・こと分析、情報フロー図、状態推移図、流動数グラフ、貢献方策体系図などを応用し、
仕事のプロセスを可視化して分析・改善する方法の研究。

【「現場現物重視」「フィールドワークを重視」】
世の中の流行を追うことなく、オペレーションのコアに迫る考え方や方法論を体系化していくことが
自分の研究の基盤である。

修士論文のテーマについて

企業内や企業間で発生する様々な「仕事」の分析や改善・改革の方法と
そのマネジメントに関係するテーマを中心的に扱う。但し、広義に仕事、作業
業務、オペレーションに関連していれば、テーマは制約せず広く対象とする。
(例えば、情報システムに関わる仕事、サービスに関する仕事、様々な計画・管理業務など)。
したがって、製造業や生産部門に限定せず、幅広くテーマを扱う。

【製造・流通部門の改善・改革の方法とマネジメント】

【管理間接業務の分析と改善、そのマネジメント】
営業活動の効率化、経営企画やスタッフの役割分析、本社部門のスリム化、
部門間コンフリクトの解決方法、アウトソーシングの効果と課題など


【サービス業における仕事の進め方の分析・改善】
病院での仕事、金融サービスでの仕事、コンサルティング業務などの分析と改善

【情報システムの設計と導入に関係するテーマ】
システム導入前の業務改善、ソフト開発プロセスの改善、パッケージ導入の進め方など

【トータル・サプライプロセスの改善・改革】
一次産業から三次産業に至るトータルプロセスの分析・改善、
企業間の協業と連携の進め方、ロジスティクスの設計・改善、トータルリードタイムの短縮など。


【国内製造業の展望・課題と国際生産分業に関するテーマ】
日本のモノづくりの展望、中国・アジアを中心とした国際生産分業と人財育成・マネジメント。

方法論は、テーマに応じて、理論的考察、事例研究、フィールドでのインタビューや実習作業
などを使い分ける。

その他

自分のテーマだけにとらわれず、皆でアイデアを出し合いゼミの中で率直に意見交換していく
雰囲気を大切にする。研究以外でも、日頃の意見交換を大切にしたい。


  • 書類だけに頼らず、自分の目と耳で事実を調べたり確認するような姿勢・アプローチが大切と考えている。
    よって、できるだけフィールドワークを盛り込むように工夫していきたい。
  • 問題意識をいつでも大切にする。折角の機会だから、自分で時間をかけて考えたり 工夫した所(アンコ)を
    論文に盛り込めるよう教員も一緒になって考えていきたい。
  • 流行を追うよりも、物事の本質に迫ってみたい。腰を落ち着けてじっくり取り組むタイプの人、他人のテーマから
    自らも学ぶという姿勢の人を歓迎する。

  • トップページ