KBS 小林喜一郎研究室::プロフィール

　小林喜一郎　　　教授

　　KOBAYASHl, Kiichiro

　　　　　専攻分野
　　　　　経営戦略論、組織戦略論

　　　　　リサーチインタレスト

　　　　　企業の資源論的研究、　イノベーション研究、企業のR&Dマネジメント研究

　　　　　アントレプレナー研究、　トップ・マネジメント研究

　　　　　担当授業

　　　　　総合経営、競争戦略論、戦略コンサルティング、企業戦略特論

プロフィール

1980年	慶応義塾大学経済学部卒
1989年	慶応義塾大学経営学修士（MBA）
1996年	慶応義塾大学経営学博士（Ph.D.)
1997年	Harvard Business School(ﾊｰﾊﾞｰﾄﾞ･ﾋﾞｼﾞﾈｽ･ｽｸｰﾙ)　Visiting Scholar
2000年	慶応義塾大学大学院　経営管理研究科（ﾋﾞｼﾞﾈｽ･ｽｸｰﾙ）助教授
2001-06年	フランス、Reims Management School 訪問教授 International Management ProgramにてCompetition and Strategyの授業を担当。
2006年4月-	慶応義塾大学大学院　経営管理研究科（ﾋﾞｼﾞﾈｽ･ｽｸｰﾙ）教授

職歴

1989-93年

（株）三菱総合研究所
経営コンサルティング部、第一室長代理、主任研究員

上場企業を中心に２３社のプロジェクト・リーダーを務める。
主なテーマは企業ビジョン・戦略ドメイン策定、競争戦略策定、新事業開発、市場調査等。

所属学会

慶応義塾経営管理学会	組織学会	ビジネス・マネジメント学会	ナレッジマネジメント学会
研究･技術計画学会	日本ベンチャー学会	日本経営学会

論文、著作

著　書
- 　・　バーゲルマン, クリステンセン, ウィールライト編著, （邦訳）
  『技術とイノベーションの戦略的マネジメント（下巻）』 PART3, Case III-2, 共著（翔泳社, 2007）
- 　・　価値創造システムとしての企業：第8章「コア・テクノロジー構築の戦略」、学文社、2003年3月
- 　・　Walter Kuemmerle and Kiichiro Kobayashi, “NEC: A New R&D Site in Princeton”,
  Burgelman, Maidique, and Wheelwright, Strategic Management of Technology and Innovation,
  Third Edition, McGraw-Hill, 2002, pp.629-641.
- 　・　知識社会構築と戦略革新、日科技連出版、2000年6月（単著）
- 　・　経営戦略の理論と応用、白桃書房、1999年9月（単著）　　＊2000年度慶応義塾賞受賞
- 　・　日本企業の新たなる指針、戦略的Ｒ＆Ｄ人材、社会経済生産性本部、1996（共著）
- 　・　戦略ＣＩノート、ＰＨＰ研究所、1993（共著）
- 　・　三菱総研戦略革新ノート、プレジデント社、1992（共著）
- 　・　環境創造の経営：ｲﾅｸﾄﾒﾝﾄ経営、講談社、1991（共著）
- 論　文
  - 　・　「経営資源論の意義と発展の可能性」（慶應経営論集第30巻第1号、2013、共著）
  - 　・　「長寿型製品と連続イノベーション」（慶應経営論集第26巻第1号、 2009）
  - 　・　"Searching for Competitive Core Technologies",
  - 　　（Journal of Global Business and Competitiveness, 2006）
  - 　・　"De-maturity and Diversification: An Analysis of Business Innovation in Mature Industries",
  - 　　（International Journal of Innovation and Incubation, No.1, 2005）
  - 　・　「イノベーション・ドライバー」（経営研究, 2004）
  - 　・　「ナレッジ構築と戦略提携」（日本ナレッジ・マネジメント学会研究年報, 2004）
  - 　・　「イノベーションを推進する新時代のイントラプレナー像」
  - 　　（日本ベンチャー学会Japan　Ventures Review, No.3, 2002）
  - 　・　「ビジネスと技術のマネジメント」、（慶應経営論集第19巻1号、2001）
  - 　・　「ナレッジ優位性とプレ・コマーシャル競争」（日本ナレッジ・マネジメント学会研究年報, 2001）
  - 　・　「戦略論における経営資源アプローチの研究（論考）」、（慶應経営論集第18巻1号、2001）
  - 　・　「ﾍﾞﾝﾁｬｰﾋﾞｼﾞﾈｽと高等教育研究機関」、（慶應経営論集第17巻3号、2000）
  - 　・　「企業成長と経営資源」、（慶應義塾大学湘南藤沢学会KEIO SFC REVIEW No.4、1999）
  - 　・　「収益性に与える経営資源のインパクト」、（慶應経営論集第16巻2号、1999）
  - 　・　「戦略論を見る８つの視座」、戦略論の統合的フレームワークに向けて、（慶應経営論集第15巻1号､1998）
  - 　・　「事業構造転換戦略と経営資源」、（慶応経営論集14巻第2号、1997）
  - 　・　「企業力と経営成果」、（慶應義塾大学博士論文、1996）
  - 　・　「企業成長と戦略ﾄﾞﾒｲﾝ」、（慶應義塾大学大学院経営管理研究科事例研究論文、1994）
  - 　・　「経営資源と競争戦略」、(慶應義塾大学修士論文、1989)
  - 共同研究プロジェクト成果　（リーダー）
    - 　・　「技術とビジネスのイノベーション・マネジメント‐連続・非連続イノベーション‐」、2010年3月
    - 　・　「ビジネス・イノベーションとペイバック：バリューチェーン変革とビジネス・モデル」、2009年3月
    - 　・　「ロングセラー製品におけるイノベーション・ミックス」、2008年3月
    - 　・　「技術ＢＯ戦略：競争戦略を超えて」、2007年3月
    - 　・　「技術ベースのオープン・イノベーションに関する研究」、2006年3月
    - 　・　「イノベーションと技術戦略：事業構造に変化をもたらす技術・組織マネジメント」、 2005年3月
    - 　・　「探索型マーケティングとR&D：市場との相互学習に基づく事業開発とコア能力」、2004 年3月
    - 　・　「競争優位の技術アライアンス戦略」、2003年3月
    - 　・　「脱成熟のためのイノベーション推進役の研究」、2002年3月
    - 　・　「イノベーション創発による競争優位確保の条件」、2001年3月
    - 　・　「分散と統合のマネジメント戦略」（共著）、JAMA分散と統合の戦略管理システム研究部会、2001年
    - 　・　「プレマーケット競争における技術戦略」、2000年3月
    - 　・　「イノベーションのライフ・サイクルに関する研究」、1999年3月
    - 　・　「２１世紀に向けてのベンチャ　ービジネス育成と大学の役割」、
    - 　　　慶應義塾大学大型研究プロジェクト最終報告書、1999年4月
    - 　・　「メソドロジーと戦略論」、慶應義塾大学大学院経営管理研究科ﾘｻｰﾁﾍﾟｰﾊﾟｰ､　1997年5月
    - 　・　「技術政策･技術経営に関するケース教育のあり方」、研究･技術計画の教育研究に関する基礎調査研究、
      （財）政策科学研究所、1997年4月
    - 　・　「戦略論の系譜」、慶應義塾大学大学院経営管理研究科ﾘｻｰﾁﾍﾟｰﾊﾟｰ、1996年
    - ケース執筆
      　・　武田とアボット：前立腺癌治療薬の開発、慶應義塾大学ﾋﾞｼﾞﾈｽ･ｽｸｰﾙ･ｹｰｽ、2003
      　・　トヨタと日産：ハイブリッド・システム技術アライアンス、同、2003
      　・　松井証券、同、2002
      　・　船井電機のＶＴＲ戦略、同、2002
      　・　デジタルカメラの競争戦略、同、2002
      　・　マブチモーター株式会社、同、2002
      　・　アドバンテッジ･パートナーズ、同（CD‐ROMｹｰｽ）、2001
      
      　・　ローム、同、2001
      　・　東京エレクトロン、同、2001
      
      　・　プラットフォーム・ベースト･コンテンツ･ビジネス～プレイステーションとiモード、同、2001
      
      　・　ジャストシステム、同、2001
      
      　・　キーエンス、同、2001
      
      　・　JAVAとサン･マイクロ･システムズ、同、2001
      　・　資生堂の国際Ｒ＆Ｄ戦略、同、2000
      
      　・　東芝のＤＶＤ規格統一戦略、同、2000
      
      　・　次世代自動車をめぐる競争、同、2000
      　・　JAFCO America Ventures, Inc.: Building a Venture Capital Firm, Harvard Business School Case, 1999
      
      　・　ＭＧＨ／ﾊｰﾊﾞｰﾄﾞ大学皮膚科学研究所、慶應義塾大学ﾋﾞｼﾞﾈｽ･ｽｸｰﾙ･ｹｰｽ、1999
      　・　NEC: A New R&D Site in Princeton, Harvard Business School Case, 1998
      　・　セイコーグループと世界の時計産業95、慶應義塾大学ﾋﾞｼﾞﾈｽ･ｽｸｰﾙ･ｹｰｽ、1997
      　・　キヤノン（Ｃ）：脱カメラと多角化戦略、同、1996
      
      　・　キヤノン（Ｄ）：キヤノンを支えた経営者、同、1996
      　・　セコム（Ａ）：企業成長と戦略ドメイン、同、1995
      
      　・　セコム（Ｂ）：起業家飯田亮、同、1995
      
      　・　セキュリティ業界に関するノート、同、1995
      - 新聞・専門誌
        
        　・　今、企業の戦略課題とは何か、MARR、243号、2015年1月
        　・　経営や市場が期待するイノベーションとは、人材教育、25巻3号、2013年3月）
        　・　起業家育成における大学及びビジネス・スクールの役割、日本ベンチャー学会会報Vo.28、2004年12月
        　・　知識競争社会における企業のコア能力確立に向けて、企業研究会会報、2002年7月
        　・　知識社会における企業の組織マネジメント、経営研ニュース、2002年1月
        　・　公的資的資金投入の理解を求め、インフレ誘導型政策への転換を、東京新聞、1998年10月7日
        　・　今後の経営戦略の方向性と情報技術、Systems10月･11月号、1998
        　・　こだわりが市場をつくる、商工日本、1992、8月
        　・　本業・再発見の試み、商工日本、1992、10月
        　・　人事部の戦略部門化、人事・教育、1992、6月
        　・　変化の求められるヒューマン・リソース・マネジメント、人事・教育、1992、5月
        　・　業界を見る（１２業界分析）、人事・教育、1991年5月より1992年4月迄、12回連載
        　・　脱総花経営と組織革新、企業と人材、産業労働調査所、1992、3月
        　・　戦略的ＣＩ導入の勧め、標準化と品質管理、1992、2月
        　・　個性化経営への道、日本経済新聞基礎コース、1992、3/20より4/22迄２６回連載の内１１回分担当
        　・　人的資源のマネジメントを問う、トップマネジメントサービス、Vol.19、No.20、1991、10月
        　・　ソニーの職種・職能別人事の研究、ＮＥＸＴ、講談社、1991、9月
        　・　新創業時代におけるヒューマン・リソース・マネジメント」、Systems、1991、8月
        　・　RESEARCH 次代を拓く新規事業戦略（共著）、ＨＲＩレポート、百五銀行経済研究所、No.22、1991、6月
        　・　Manpower Management at Issue,REVIEW, MRI, Vol.5, No.2, 1991,May
        　・　世界最大の小企業アップルコンピュータの挑戦、トップマネジメントサービス、Vol.20、No.8、1991、4月
        　・　企業の戦略領域策定（共著）、日本経済新聞経済教室、1991、2月20日
        　・　人事システムの近未来（戦略機能明確化による人事部再編）、ニュー人事システム、1991、2月
        　・　９０年代の人材開発戦略、ＨＲＩレポート、百五銀行経済研究所、No.20、1991、1月
        　・　生き残りをかけたＭ＆Ａ、週刊ダイヤモンド、1990、1月

小林 喜一郎 教授

　小林喜一郎　　　教授